厳選3kカツオ第八日昇丸及び協力船にて釣り上げた一本釣り生カツオから最もおいしい3kクラスのカツオを厳選しお送りします。
冷凍でないため春から秋の漁の期間中しか食べれません。一般には殆んど出回ることの無い貴重な一本です。
一本釣り生カツオ 食べられるのは漁期だけ
どうして丸1本?
第八日昇丸や協力船が釣り上げた近海のカツオは主に、千葉県の勝浦港や宮城県の気仙沼港に水揚げします。漁場により異なりますが、漁獲した日から1~4日 後に水揚地に入港し、更に輸送に1日~2日程の時間を要します。
会員の皆様にお送りするカツオはその航海で一番鮮度の高いものの中から厳選してお送りする ため食味に影響を及ぼすものでは有りませんが、より鮮度を保ちやすい一本そのままの状態でお送りしたいという漁師の深いこだわりがあるからです。
処理した (おろした)カツオを望まれる方も多いかと存じますが、処理したカツオは鮮度が落ちやすいため、この方法をとらせて頂きます。
また、我々が望むことは一年に一回、かつおを捌いて頂きたいことです。
かつお一本まるごととゆうことは、生ごみがでる。捌いた事がないので面倒などいろんなことがあると思います。
一つの拘りとして、かつおは自分で捌いて食べるのが一番美味しいことを、分かって頂きたい思いがあります。
私達が一本づつ釣ったかつおにはそのような思いが込められています。
漁場からお届けまでのイメージ
カツオのヒ・ミ・ツ。カツオパワー
(株)オフィス楓 管理栄養士 中本豊子先生
かつおは時速60kmで泳ぎ回るので、筋肉も強靭。タンパク質の量、質が優れている。カツオの栄養価は、夏バテには最適な食品。特に初夏の鰹は、タンパク質が多く、脂肪分が少ないので、高たんぱく低エネルギーの健康食品と言えます。
カツオはアミノ酸の含有が優れており、食物から摂取すべき必須アミノ酸の成績表である「アミノ酸スコア」は卵と同じ100点満点。
悪性貧血、神経のバランス を保つビタミンB12が、魚肉の中でトップの含有量。その他、ナイアシン、タウリン、ビタミンD、ビタミンB群など。ナイアシンは、消化や血液循環を助け る栄養素。皮膚炎の予防や二日酔いの予防も期待できます。
肝機能を向上させるタウリンは、血圧、コレステロールを下げる働きがあり、生活習慣病の予防に適 した食材です。
ビタミンDは、鉄やカルシウムの吸収を促進させるので、骨粗しょう症や貧血の予防に最適です。
疲労回復や神経に作用する ビタミンB群も含まれています。血合の部分は、ビタミンA、B1、B2、B12、鉄がタップリ含まれていて、胃弱、病後、産後の体力回復に効果あり。肉類 のレバーと勝るとも劣らない。
脳を活性化、記憶力アップさせるDHA(ドコサヘキサエン酸)、血液をきれいにする不飽和脂肪酸EPA (エイコサペンタエン酸)が豊富。このビタミンDはカルシウムの吸収を促進しますので、骨粗鬆症の予防にも適しています。
かつおは暖流の回遊魚で、適度の氷温を求め、群れをなして移動します。季節によって脂肪分が変化し、味も変わります。旬は、初がつおと呼ばれる春~初夏と、もどりかつおと呼ばれる秋口です。
食品成分表 かつお類
かつお 春獲り、生
寄生虫
当会では、カツオ一本そのままお届けしますので、どうしてもカツオをさばかねばいけません。お近くの鮮魚店に依頼する場合は別として、基本的にはご自身で さばく事となり、全てと言って良いほど寄生虫が見うけられます。
初めての方は勿論ですが、判っていても気持ちの良い物では有りません。その殆んどは、乳白 色で米粒位の大きさのテンタクラリアと呼ばれる寄生虫で腹部の内側に多くみられますが、多くの場合は既に死んでいて仮に生きていたとしても人には寄生する ことが無く無害な寄生虫なので心配は要りません。
それとは別に、極稀に白い糸状の数センチの寄生虫が筋肉内に見られる事がありますが、これはカツオ糸状虫 と呼ばれる寄生虫で、テンタクラリアと同様に無害です。ただ、写真が有りませんがアニサキスと呼ばれる2~3cmの線虫は胃や腸に入るとは激しい痛みを起 こすので注意が必要です。